映画「One Week」を観てきました。
今日は公開 2 日目だし込んでいるかなあ、と期待して映画館へ。午後 2:25 分開始という時間にも関わらず、中に入ってみると超ガラガラ。何だかまずい雰囲気だぞこれは。そんな気分で映画が始まりました。
正直な感想を下記に書きます。これから映画を観ようと思っている人は自己責任で読んでください。
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がっかりでした。過度に期待していた私がいけなかったのかもしれません。10 年カナダに住んでいても本当のカナダらしさを理解できていない私がいけなかったのかもしれません。
テレビのコマーシャルを観て私が期待していたのは、自分が癌であることを知った主人公がトロントから西を目指してバイクで一人旅をする間に、いろいろな物と人に出会い、自分とその人生を見つめ直す、というような内容でした。カナダの大自然がスクリーン一杯に映し出され、旅の途中でいろいろな人に出会い (有名なカナダ人俳優がたくさんカメオで出てきたりして)、カナダ人やカナダに住んでいる人なあ「あー分かる、分かる!」といようなシーンがたくさんあり、やがて主人公は旅を終えてトロントに戻ります。エンディングのパターンとしては、1) 主人公は力尽き、家族や友人たちに惜しまれながらお葬式が行われる - 旅の途中で取った写真や手に入れたカナダらしいものが紹介される。または 2) 奇跡的に回復して、カナダ人として生まれたことを改めて誇りに思い、旅で出会った人たちとカナダの素晴らしさを祝う (ちょっとハリウッド的すぎるかも)。なんていうのを勝手に想像していました。
ところが実際に観終えてみると、確かにカナダの大自然や Tim Hortons、Canadian Tire などが話しに出てくるのですが、何だか主人公にも感情移入できなかったし、画面の切り替わりが多かった気がするし、ナレーションがところどころ分からなかったし (これは私の英語力の問題かも)、ちょっと無意味に長い静かなシーンがあったり、婚約者との関係も、あーあ、っていう感じだったし、エンディングもよく分からなかったし。あああ。
主人公の Joshua Jackson もいい味を出してはいたのですが、もう少しスパイスが欲しかったような。
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ところで各新聞のレビューが高すぎるのも気になります。間違った見方をした私が悪いのだろうか? もう一度観直すべきなのでしょうか?
以上、あまり参考にならない感想ですみません。みなさんはどう思われました?
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